Pythonは人気の汎用プログラミング言語で、KivyはPythonを使ってGUIアプリを開発するためのクロスプラットフォームフレームワークです。Kivyを使うと、Android、iOS、Windows、Macなど様々なプラットフォームで動作するアプリを簡単に開発することができます。
以前、対面の人狼ゲームでGMを行うときの管理用アプリを作る目的で、Python+Kivyの開発環境を整えました。今回はこの環境を使って、どのように画面を作っていくのかを整理していこうと思います。
https://looblog.com/%e3%83%86%e3%83%ac%e3%83%93%e3%81%8b%e3%82%89%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%82%af%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%81%b8%ef%bc%9a%e6%88%91%e3%81%8c%e5%ae%b6%e3%81%ae%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc-6/Hello Worldアプリを作ってみよう
プログラムは理屈を理解するより、動かしてみて仕組みを覚える方が、身に付きやすいと個人的に思っていますので、まずはプログラムをコピーし、簡単なHello Worldアプリを作って、画面を起動させる方法を確認してみましょう。
テキストエディタを開いて、以下のPythonコードをコピー
from kivy.app import App
from kivy.uix.label import Label
class MyApp(App):
def build(self):
label = Label(text="Hello World!")
return label
if __name__ == "__main__":
MyApp().run()
ファイルをhello_world.py
のような名前(任意)で保存
私はHomeフォルダの直下にKivyをインストールしので、その下に「sample」フォルダを作り、そのフォルダの中に保存しました。
kivyをactivateしておく
前回の記事でも触れましたが、kivyを使ってアプリを動かすには、kivyをインストールしたフォルダで「activate」を実行しておく必要があります。ターミナルを起動(私はiTermを利用しています)して、以下のコマンドを実行しておきましょう。
ターミナルから以下のコマンドを実行し画面を起動
アプリを起動する準備ができたので、以下のように、コピーしたPythonファイルを実行してみましょう。
すると、このように「Hello World!」と表示された画面が起動します。
次に
Hello Worldアプリが完成しました。思いの他、簡単に画面起動ができたので、最近の開発環境は便利になったと思います。次は、ボタンを追加したり、画像を表示したりして、徐々に人狼GM用アプリを作っていきます。
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