01.ガジェット

実家のWiFiの話②

光回線の現状

以前記事に書いた実家のWiFi環境の話の続きです。

実家のWiFiの話 大きな一軒家 私はシステム開発をやっていることもあって、実家からはパソコンやネット環境の整備を期待されることも多いです。 ...

Wimax2から光回線(プロバイダーはBB.exicite光 Fixを選択)に変更し、3回建ての2階にWiFiルーターを設置、中継機を1階に一個、2階に1個配置する布陣を敷いています。

Wifiルーターは以下、

機器はこちら

そして、中継機は2台とも以下のものを使っています。

ルーターの届く範囲での速度はまあまあ速く、同じ部屋にいれば250Mくらいは出ます。

また、階下など離れた場所でもルーター自体の電波をつかめれば100M弱くらいは速度が出る状態です。

ただ、中継機で電波を拡張した範囲で、中継機を経由した電波をつかんでいる場合はなかなか思うような速度がでない状況でした(10M弱程度)。

ネット動画が途中で切れる理由の考察

そんな現状を踏まえ、中継機を利用している部屋のテレビでネット動画が途中で切れる原因を考察してみました。

  • テレビのネット接続機能がよろしくない
  • 中継機の電波をつかんでおり、中継機の回線が動画を見るためには回線速度が遅い
  • 親機の電波をつかんでおり、電波が弱い
  • 親機と中継機の受信電波の切り替えが発生してしまっている

というところでしょうか。

ただ、私が実家に返ったときには動画が途切れる事象があまり発生せず、なかなか検証が進みません。

家電の修理を業者に頼んで修理にきてもらったのに、そのときに限っておかしな動きをしないことってよくありますよねw

ようやく一度発生したので、テレビの状態を確認すると、確かにWiFiの接続が切れてしまっている状態でした。

ただ、周りにある他の機器(スマホ、iPad、パソコンなど)の接続は問題ないことから、一概に回線の問題でない気がします。

ただ、テレビ(PanasonicのVIERA)側もそこまでおかしい動きをしているわけでもなく、ネットで検索しても同様の事例はあまり見かけません。

となると、テレビのネット機能と中継機を用いたネット環境との相性が悪いというのが最有力でした。

ひとまずの改善策

まず、WiFiルーターと中継機を使っている場合の問題として、親機からの電波も中継機からの電波も同じSSIDになるので、ネット動画が途切れたときに親機につながっているのか中継機につながっているのかがわかりません。

また、中継機から受信している場合に思ったほど回線の速度が出ていない問題もありました。

まず後者を解決します。

■親機 →5GHz帯→ 中継機 →5GHz帯→ 各端末

という設定にしていたのを、

■親機 →2.4GHz帯→ 中継機 →5GHz帯→ 各端末

にしてみます。

親機と中継機の間の帯域と中継機から各端末への帯域を分けたほうが、使用する帯域が重複せず速度が出るという話を見つけたからです。

親機と中継機の接続のほうに2.4GHz帯を使っているのは、この間がもっとも壁などの障害物があり、より障害物を通過しやすい2.4GHz帯にしたという理由です。

結果、中継機からの電波は10Mも出なかったところを30M近くまで改善できました。

次に親機と中継機で接続先が不安定になっているのではないかという問題に対して、中継機独自のSSIDをテレビのネット接続に設定し、接続先を中継機に固定することで、切り替えによる影響をなくします。

ひとまず今回はここまでで様子を見たいと思います。

テレビ独自のネット動画視聴アプリを使わずにAmazonスティックに置き換える方法や、最後の手段としてWiFiルーターを買い換える方法はこの方法でうまくいかなかった場合に試してみたいと思います。

いろいろ検証するのはなかなか楽しいですけど、ネット環境の改善は状況が様々なのでなかなか大変ですよねw

後日追記

再度検証した結果、

■親機 →5GHz帯→ 中継機 →5GHz帯→ 各端末

この繋ぎ方が結局一番速かったです。

2.5GHzのほうが電波が通りやすいというのも場合よりけりで、壁や床などには2.5GHzのほうが強いというのが定説ですが、電波が届くなら5GHzのが断然早いです。

なので、中継機の場所が大事になり、この場所調整で改善できた感じです。

親機との接続と、中継機との接続で別帯域を使うと良いという説もそんなこともなくw

色々自分で検証するのが大事だと思います。

ほんとに環境次第ですね。

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